『降りそそぐ百万粒の雨さえも』、ダイジェストムービー。 [降りそそぐ百万粒の雨さえも]
ネタバレブログの写真を選んでいて、ふと思い出しました。
みなさん、このダイジェストムービーはご覧になりましたかっ?!
東京公演の場当たりとゲネプロのダイジェスト版です。
見事に「キモ」の部分のネタバレを外したギリギリの映像ですっ!!
まずはどうぞっ!!
【ネタバレ】『降りそそぐ百万粒の雨さえも』、カッコイイと評判の三浦剛の土方歳三。 [降りそそぐ百万粒の雨さえも]
『降りそそぐ百万粒の雨さえも』は、江戸時代から明治時代に移り変わる激動の時期を舞台にした物語です。
そのため、新選組の隊士たちもお馴染みのダンダラ模様の隊服から和服へ、そして戦闘時には洋装へと変化していった、という史実に沿って着替えていきます。
……ただ、三鷹銀太夫は「段階を踏んで」おりますが、実際、そういう武士も多かったようです。
『降りそそぐ百万粒の雨さえも』使用曲目リスト [降りそそぐ百万粒の雨さえも]
本日初日段階の、『降りそそぐ百万粒の雨さえも』の使用曲目リストをお届けします。
Twitterから来た方が見たくないのについ見てしまわないように、曲目リストはあえて画像ファイルでアップいたします。
使用曲目解説
全曲ZABADAKでお届けした『風を継ぐ者』シリーズの完結編、お楽しみいただけましたでしょうか。
『風を継ぐ者』『裏切り御免!』そして『降りそそぐ百万粒の雨さえも』。『裏切り御免!』を上演した2002年の時は、まだ同じ登場人物で別な芝居を、という「シリーズもの」が『銀河旋律』と『広くてすてきな宇宙じゃないか』しかなかったのですが、その後『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズができまして、過去の芝居で使った曲をあえてまた使う、という手法を編み出しました。
これは決して手抜きとかではなく、映画やテレビドラマでもわざと使う手段です。
今回の音楽を決めていく段階で、僕がまず考えたのが『風を継ぐ者』の戦闘シーンで使っていた『POLAND』をご本人の手でリニューアルしてみていただきたい、ということ。
キッカケとしては、まず昔僕が大好きだったバンド「BOWWOW」の初期の曲を、山本恭司さんが最近になってセルフカヴァーしていて、これが、「カヴァー」というよりも、最初に録音した当時にこういう風に仕上げたかったのに録音機材などの問題でできなかったことを今だからできる最大の努力をして作り直した、という印象のもので、めちゃめちゃカッコよかったのです。それがまず一つ。
もう一つは、『風を継ぐ者』以降、何度となくZABADAKのライブにお伺いしてきている中で、ソロになる前の曲を吉良さんが一人で演奏していたり、アレンジを変えて演奏していたりするのを耳にしているうちに、それをレコーディングしたバージョンで聴いてみたい、と思うようになった、というのが一つ。
そして、最終的には、2009年に『風を継ぐ者』を再々演した時にほとんど選曲を変えずに上演したわけですが、最新のデジタル技術を使って音を作るようになってきた最近の音からすると若干物足りないぞ、と感じてしまったのが一つ。
実際、『風を継ぐ者』初演以降、『ブリザード・ミュージック』を含めて何度もZABADAKの吉良さんとはスタジオで仕事してきており、今の吉良さんが『POLAND』を作り直したら凄いことになるぞ、と感じていたのでした。
それに加えて、吉良さんから『人形たちの永い午睡』(4thアルバム『飛行夢』(1989年)収録)の、最近のライブでやっているバージョンが戦闘シーンに使えるのでは、という提案をいただき、それも録ることに。
そして、土方が涙を飲んで沖田を追い返すシーンにかかった『小さい宇宙』(6thアルバム『私は羊』(1991年)収録)も、当初稽古ではオリジナルバージョンを使っていたのですがどうしても合わないのでこれもライブバージョンにしていただくことになりました。
というような、旧作をリニューアルさせる、という試みとともに、僕の中でのこだわりがもう一つありました。
実は、吉良さんと出会ったのが1995年。その2年前にソロになったばかりでした。なので、僕は最初の頃はなんとなく「ソロになってからのZABADAK」と「上野洋子さんとやっていた初期ZABADAK」を分けて考えておりまして、いつか、全曲初期ZABADAKの芝居をやろう、と考えておりました。
が、今回の選曲を進めていく中で、はたとそのこだわりを捨てよう、という気になりました。
初期ZABADAKの楽曲は、僕にとってある意味「切り札」でした。しかし、3月11日の巨大地震の後「もう、自分も、この国も、この街も、いつどうなるかわからない。ならば、出し惜しみとかをやめよう、どんどん切り札を切っていこう、今できる全力を毎日注ぎ込んでいこう」と決意したのです。
そんな思いで曲を探しているうちに、いつかエンディングに使いたいと思っていた『遠い音楽』や『小さい宇宙』を今回投入してしまおう、と決めたのです。
ちょうどZABADAKが結成25周年。今回のサントラが「加藤昌史的ZABADAKベスト」になるようにできたら、それはそれでお祝いにならないかな、とも考えました。
折しも、地震前に録音され、地震直後に発売されたニューアルバム『ひと』が出たばかり。「この曲を聴いても泣かないようになれれば僕に明日が来る」と思った『冷たい夜に』を、なんとしてでも今回使わせていただき、たくさんの方に聴いていただくのも僕の仕事ではないかと思いました。
そして、新曲2曲。このシーンで使う、と決まっていたわけではないのに土方が怒髪天を衝いて刀を抜いた瞬間にかかる『激しい雨』。イントロのギターのスライドが、まさに土方の怒りを表現しているかのようです。そしてエンディングの『降りそそぐ百万粒の雨さえも』。数々の名曲を生み出してこられたZABADAKの歴史に、また新しいページを刻んでしまった、と思いました。
左東広之演じる立川迅助、負けるとわかっていても立ち向かう土方歳三、勝てないとわかっていても敵に立ち向かった三鷹銀太夫。彼らの勇気が、音楽監督としての僕にも「もっとやれ」と風を送ってくれたのかもしれません。
[2011.8.6.初日に katoh Masafumi]
【ネタバレ】『ヒア・カムズ・ザ・サン』のエンディング曲について。 [ハーフタイムシアター2011]
『ヒア・カムズ・ザ・サン』のラストシーンの台本が上がってきて読んでいたら、唐突にとある曲が僕の中に降ってきました。
しかしその曲は、あまりにも有名なアーティストの、あまりにも有名なシングルカットまでされた曲。基本的にキャラメルボックスでは、特にそう決めているわけではないのですが、僕が密かに見つけてきたあまり知られていない楽曲を使うのが基本で、有名なアーティストの曲をエンディングに持ってきた、というのは、オリジナル路線になってきてからは『カレッジ・オブ・ザ・ウインド』で小田和正さんの『風のように』を使わせていただいたときくらいなものなのではないかと思います。
なので、その曲が浮かんでしまったものの、他にナイスな曲は無いだろうか、と探し続けてみたのですが、敵が強力すぎて断念せざるをえませんでした。
それが、スピッツの『ホタル』。
『ヒア・カムズ・ザ・サン』の終演後のロビーにいると、目を真っ赤にしたお客さんから「ひきょーものっ!!」とか言われたり、「掟破りだっ!!」と説教されたり(←うれしそうに、ですけど)、この曲を大切に思っている人がキャラメルボックスのお客さんにもとても多いんだなぁ、と実感しております。
あと、「てっきり加藤さんはスピッツはきらいなのかと思ってました」などと言われますが、そんなことは決してありません。それどころか、アルバムは全部持ってますし、新しいのが出るたびにちゃんと買っておりまして、きちんとフォローしております。
スピッツがメジャーデビューして数年目に『ロビンソン』が発売された頃、ちょうど僕はSPIRAL LIFEが大のお気に入りだったのですが、この曲にはやられました。絶対使わせてもらおう、と思っていたら、あっという間に大ヒット……。あっさりあきらめてしまいました……。
その後、人気が落ちついたら声をかけさせていただこうかと思っていたら、スピッツは次々と大ヒットを飛ばし続けてしまい、落ちつくどころか、ミスチルとともに不動の人気バンドになってしまいました……。
と思ったら、なんと2000年に、マイフェバリット・アーティストだったSPIRAL LIFEの片方である石田ショーキチさんがスピッツのアルバムをプロデュースした、とのこと。それが、この『ホタル』が入っている『ハヤブサ』でした。
大好きなアーティスト同士の組み合わせ。それが僕のツボに入らないわけはなく、もう、『ハヤブサ』は僕の中の魂の一枚になりました。が、キャラメルボックスで使わせていただこう、なんて恐れ多いことは全く考えもしておりませんでした。
それから11年。
選曲担当として、何万曲というストックがある中で、まさか、台本を読んでいる最中に唐突に降ってくるとは。
しかも、それを芝居に合わせてみたら、暗転になったところでちゃんとあの歌詞が来るとは。
偶然がこれだけ重なるということは、この芝居がこの曲を待っていた、ということなのだと思います。
もう、あらためて歌詞を読みながら聴いてみてください。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND12333/index.html
ハリーの気持ちそのまま。書き下ろし曲のようです。
ちなみに、『ヒア・カムズ・ザ・サン』のサウンドトラックCDには『ホタル』は入っていません。これは、今まで一貫して、スピッツの楽曲は他の会社には貸さないという姿勢を貫いてきたからです。もちろん、門前払いではなくて、関係者のみなさんがいろいろと手を尽くしてくださった結果、今回だけ例外を作るわけにはいかなかった、ということです。
まぁ、おそらくどんな地方のCDショップにも、現在『ホタル』が収録されているアルバム「CYCLE HIT1997-2005Spitz Complete Single Collection」は売っていると思いますし、iTunesで一曲だけダウンロードすることもできますので是非あらためて聴いてみてください。
http://itunes.apple.com/jp/album/cycle-hit1997-2005spitz-complete/id129767347
是非スピッツの皆さんにもご覧いただきたいと思うのですが、マサムネさんが体調を崩されているとのこと。心配です。
いつかご覧いただけることを楽しみにしております。
3月16日、大内厚雄の誕生日のカーテンコール。 [夏への扉]
随分前の話ですが。
地震の翌週から再開した『夏への扉』。再開2日めの3月16日、大内厚雄の誕生日がやってきました。客席の前の方にしかお客さんがいらっしゃらない状態で上演し続けた『夏への扉』。そんな中、明るい話題だなぁ、と撮影をしておりました。
僕が撮影しているのをご覧になっていたお客さんから、「是非ネタバレブログにアップしてください、すぐにとは言いませんから」と言われておりまして。『夏への扉』公演中はとてもじゃないけど無理、次にハーフタイムシアター2本立て+『賢治島探検記』、続いて『銀河旋律』、とやってきてどこにも余裕が無かったのですが、ようやく2時間の本公演。写真の整理も始めることができました。
というわけで、4ヶ月半遅れましたが、お約束の品(?)をお届けいたしますっ!!
まずは2時の回。
【『夏への扉』衣裳ネタバレ】小笠原利弥初舞台記念集合写真っ!! [夏への扉]
【『夏への扉』ネタバレ】ロボたち。 [夏への扉]
『夏への扉』初日時点の曲目リスト。 [夏への扉]
『夏への扉』、世界初舞台化、大阪でのツアー初日が開きました。
終演後ロビーにいたら、怒濤のように「曲目リストはっ?!」「あの曲は誰っ?!」とお客さんに詰め寄られ、「いや、今日の初日を観て決定を出そうと思ってたので……」としどろもどろでお答えいたしましたが、あまりにもたくさんのお問い合わせをメールやSNSやTwitterのメッセージでいただきまして、まだ許諾関係が終っていなかったりするのですが、ここまで反響が大きいのも滅多に無いことなので「初日時点での」という前提で使用させていただいた楽曲を羅列させていただきます。
もし、明日以降変更があった場合などは、この記事そのものを削除することがありうるかもしれませんので、ご了承ください。
※すみません、暫定的なものなので、下記の感じでデータを並べておきます。
明日以降、決定が出た時点でちゃんとアップしますので、今日はこれでご容赦ください。
数字(かかった順番)
曲名
アーティスト
アルバム
ウェブサイト
1
つないで
harmonic hammock
ハローとグッバイ
http://harmonichammock.com/
2
Collapse
Starboard
VEGAS96
http://www.starboard3.net/
3
After Image
toe
For Long Tomorrow
http://www.toe.st/
4
miss you (FreeTEMPO mix)
FreeTEMPO(Original music by m-flo ♡ melody.& 山本領平)
IMAGERY
http://www.freetempo.net/
5【幻のリッキィ】
Here Tonight
玲里
『夏への扉』サントラ3月発売予定
http://www.myspace.com/rayri
6【ピートの戦闘】
everything
winnie
Dye Myself Black
http://www.winnieweb.com/
7
Thawing
The Standard Club
PIANO DANCE
http://www.myspace.com/thestandardclub
8【ダンス】
奇跡
amazarashi
ワンルーム叙事詩
http://www.amazarashi.com/
9
Here Tonight
玲里
『夏への扉』サントラ3月発売予定
http://www.myspace.com/rayri
10
After Image
toe
For Long Tomorrow
http://www.toe.st/
11
青空へダイブ
e-sound speaker
風吹きぬける,太陽の夜明け
http://www.esoundspeaker.com/
12
目醒めの空(あお)
Sense Of Wonder & 吉良知彦 with 玲里
難波弘之書き下ろし(『夏への扉』サントラ3月発売予定)
http://www.vega-net.ne.jp/namba/
13
Here Tonight
玲里
『夏への扉』サントラ3月発売予定
http://www.myspace.com/rayri
14
Super Collider
UNCHAIN
Hello, Young Souls!!
http://fluctus.jp/unchain/
15
ローカルサーファー
シグナレス
NO SIGNAL
http://arakajime.main.jp/signaless/
16
#6
Proxyon
WONDER GEARS(全国TOWER RECORDS、TO
http://www.proxyon.jp/
17
14th
サトウヨシアキ
cacoi
http://www.yoshiaki.co.uk/
18
everything
winnie
Dye Myself Black
http://www.winnieweb.com/
19
pomegranete
Dirty Old Men
bud
http://dirtyoldmen.jp/
20「……あなたがここに来るまで。」
隙間の雨にさよなら
空気公団
メロディ
http://www.kukikodan.com/
21【エンディング】
THE DOOR INTO SUMMER
Sense Of Wonder & 吉良知彦 feat. 玲里
難波弘之書き下ろし(『夏への扉』サントラ3月発売予定)
http://www.vega-net.ne.jp/namba/
【ネタバレ】10days Limited Version、あと3回っ!!これでも迷いますかっ?! [サンタクロースが歌ってくれた10days]
【ネタバレ】「ミツ」という役の存在。 [サンタクロースが歌ってくれた10days]
「ミツ」という役は、『サンタクロースが歌ってくれた』という芝居において、唯一「ふざけられない」上に、表に出せない気持ちをずっと保ち続けて見せるべきところでガッと見せなければならないという難易度の高い役と言えるかもしれません。
過去の上演では、中村恵子、明樹由佳、坂口理恵、と、実力派の女優が演じてきたこの役。メインキャストの方では岡田さつきがやっているくらいですから、演出家として重視している役であることは間違いありません。
そんな「ミツ」を、10days Limited Versionでは岡内美喜子が好演。
岡内は「私は世界一『サンタクロースが歌ってくれた』という芝居が好き」と断言するほど思い入れていて、稽古開始の日からすでにミツに入り込んでいたように思います。この役のために長かった髪をばっさり切ってしまいました。
今日はそんな岡内の特集をしようと思ったのですが、ゲネプロで撮った写真を見ていてびっくり。ほとんどが、一人で写っているのです。なんか、それが「ミツ」の存在なのだ、とも言えるのかもしれません。本当の意味で「人と近付く」のは最後だけですからね。
では、そんな岡内演じる「ミツ」のシングルショットを、セリフ無しでお届けします。





























